陸上競技 スポーツ遺伝子

 

身体能力的な適性にマッチした陸上競技の種目を見つけるには?

  • 陸上競技を始めたばかりで、自分のぴったりの種目がわからない方
  • 今専門にしている種目の記録が伸び悩んでいる方、思い切って種目転向すべきか迷っている方
  • 長距離も短距離もそれなりに得意だけと、どっちを専門すれば好記録を狙えるのかわからない方
  • 自分の身体能力を生かしたトレーニング法を知りたい方

陸上競技において、才能を最大限に発揮するためには、自分の身体能力にマッチした種目を選ぶことが非常に重要です。

 

走高跳は身長の低い人には不利ですし、筋肉のつきにくい人は投擲種目には向いていません。

 

ですが、最も大事なのは「得意なエネルギー供給系に見合った競技時間の種目を選ぶこと」ではないでしょうか?

 

どういう事かと言いますと、スポーツは、全力を出している時間の長さに合わせて、エネルギー供給系が下の3種類に分類されます。

 

ATP-CrP系(非乳酸性無酸素代謝系)

全力を出している時間が約6秒間以内
種目:すべて投擲種目・すべての跳躍種目

乳酸性無酸素代謝系

全力を出している時間が約40秒から1分以内
種目:400m走

有酸素代謝系

全力を出している時間が3分以上
種目:1500m走以上の長距離種目

 

100m走や200m走はATP-CrP系と乳酸性無酸素代謝系との中間、
800m走は乳酸性無酸素代謝系と有酸素代謝系との中間となります。

 

ここで大事なのは、得意なエネルギー供給系は個人個人によって違うということであり、
それは遺伝によって決まっていること、
また、得意なエネルギー供給系はトレーニングによってより強化させやすく、
遺伝的に不得意な供給系には伸びしろが少ないということです。

 

陸上競技においては、自分の遺伝子的な特性を知っておくことが、自分に最適な種目を選択し、自分の素質を100%活かすために非常に重要です。

 

スポーツ科学の分野では、このようなエネルギー供給系に深くかかわる遺伝子として、ACTN3・ACE・PPARGC1A(PGC1A)遺伝子が知られています。
これらの遺伝子は、筋肉の速筋・遅筋の割合や毛細血管の機能、有酸素的エネルギー産生に大きくかかわる遺伝子として着目され、研究されてきました。

 

遺伝子的な性質を知ることで、合理的に陸上競技の種目を選択し、自分の資質を活かしたトレーニング計画を立てることができるようになります。

 

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